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院長日記

この言葉を知っている歯科医師は現在どれくらいいるでしょうか?
今の社会では不適切な表現であり非難されてしまいますが、当時医師会の会長から歯科医師に向けて放たれた言葉だと聞いています。(以下の内容で間違いがある場合は、訂正謝罪しますのでご報告ください。)
私の父親の時代に、国の医療保険制度に対する不満から医師会と歯科医師会が共闘して保険診療を全国的にボイコットしようとした運動があったそうです。将来の日本の保険医療を守るため…。
実行されるギリギリのところで歯科医師会は手の平を返すようにして活動を中止しました。
「自分達歯科医師は"自由診療"という物があるから国が決める保険診療の内容や診療報酬がどうであろうと関係ない。」と。
この時、裏切られた医師側からの言葉が前述の物です。
墓地にお供えしてある仏様への食べ物まで奪い取ってしまうくらい卑しく、自分勝手で欲深い奴らだと。
歯医者はしばらく良い時代が続き、世間では金持ちの代名詞になり、政府官僚にも「歯医者の診療報酬など、上げてもベンツや院長夫人の毛皮のコートになるだけだ。」とまで皮肉を言われました。
その後、医科は新しい薬や良い治療が出るたびに資料やエビデンスを政府機関に提出して国民のために保険治療に組み込みを上げていきました。
医科の医療費増加分は必然的に我々には関係ないと言った歯科から引かれるようになってしまいました。以前は請求できた治療項目も改定ごとにどんどん消されてしまいました。
それでも歯科は保険治療の質が時代遅れになっていこうが対応せずに何十年も同じレベルの保険治療を続けていきました。下がった診療報酬分は自由診療とグレーな保険治療請求で補いながら…。
いつしか時代が変わり、景気は落ち込み、医療にお金をかけられない国民が増えていきました。気がつくと医科と歯科の保険の診療報酬にも大きな差が生まれていました。
グレーな保険治療請求も、明細書の発行義務からできない時代になりました。
そして今、歯医者は儲からない職業だと認識されるようになっています。
ちゃんとしたまともな保険治療だけでは経営できないのは確かです。
ただ、一部の歯科医師は「まだまだやり方次第では儲かるよ!」と言います。
レベルの低い保険診療で多くの無知な患者さんをただサバく”分回し治療"でしょうか?
怪しい治療法で信者を増やし"プチ自費"治療を行う「エセ名医」商法でしょうか?
保険治療を必要以上に批判して無理に自由診療に誘導する"不安あおり"商法でしょうか?
このままでは、この国の歯科保険診療は永遠に変わらないでしょうね。
それでも多くの歯科医師は“自由診療専門医”にはならずに保険医にしがみつこうとしています。
いずれにせよ、私の中では医師会に言われた“あの言葉”がいつまでも頭から離れません。
以前まだ若かった頃、大学の先輩に「静岡みたい田舎だとそんなに難しい治療しなくても歯医者をやっていけるからいいわね。」って言われたことがあります。
尊敬できる先輩でしたので、言われてちょっと悔しいと感じましたがそれは確かに事実でした。
田舎で流行る歯医者は、臨床的技術云々ではなく"優しい"とか"痛くない"とかで評価されてしまいがちだからです。
そして開業当時、患者さんの口腔内を見て感じたのは、「この地域の歯科治療は30年くらい遅れているなぁ」って言う事でした。
患者さんが歯科治療の事を知らなすぎる為、まともな治療をしようとするほど受け入れてもらえないような日々が続きました。
臨床的には、フルマウス(全顎的治療)で噛み合わせから治さなければ治せないような患者さんが多く、そのままではどんどん悪化してしまうのに、今痛むところだけ治してほしいと言われ、めちゃくちゃな噛み合わせのままその歯を被せるという不本意な治療になり、結果あとあと外傷で歯が折れて抜歯になってしまう事もよくありました。
勤務医の時には自由診療専門の歯科医院にも勤めていた為、それなりの知識や技術はありましたが、フルマウスの治療は普通にやれば数ヶ月〜数年掛かり、多いと数百万円の治療費になります。
しかし、保険治療が当たり前の地域の患者さんからすれば、"ボッタくり"歯医者のように見えるのでしょう。鼻で笑われてしまいます。
噛み合わせや力のバランス、歯の位置の問題から矯正治療を勧めても理解されず、歯周外科などをやろうとすれば「あそこは、歯医者なのにハグキを切るらしい!」と怪しまれ、インプラントも治療用の義歯さえも受け入れてもらえない雰囲気でした。
とにかく実績を作らなければ信用されないので、覚悟を決めて、都会の1/5〜1/10の料金で全顎治療をするしかありませんでした。(それでも高いというイメージだったと思います。)
不適な被せ物を外しては土台を外して病巣のある歯の根管治療をして歯石を取り、仮歯を作り、全部を仮歯に変えたら、噛み合わせを揃えて仮歯をもう一度作り直し、上下の歯の向きや位置が悪ければ矯正治療をして…というぐあいに。
他の歯医者は1本ずつ歯を治していくからすぐに治療費がもらえるのに、フルマウスの治療でも実績と信用がない為に先に料金ももらえず、泣きたいくらい大変な時期もありました。最初の頃は1年掛けて貯めた勤務医時代の貯金が1ヵ月の運転資金として消えていく状態でした。
保険治療のみで対処療法をするのは簡単だし、知識が無い患者さんが多いこの地域では、保険でも充分良い治療ができるとアピールすればもっと集患できて流行ったと思います。
でも、もうそんな事を言っていたら恥ずかしい時代になりました。
今までは周りの先生達に忖度していましたが、これからはちゃんと発言していきます。
特に重症な患者さんの場合、保険治療ではまともには治せませんよ!
最近インターネットが普及した事で様々な歯科治療の知識がやっと患者さんに伝わる時代になり、ようやく自分のして来た治療を理解してもらえるようになって来たと思います。
今、30代40代の歯科医師は当たり前のように歯周外科をやったり、治療用義歯を作ったりしますが、私達の世代がちょうど分岐点で今に繋がる治療の橋渡しだったのでしょう。
いずれにしても患者さんから信用されるという事はそんな簡単な事では無い事を知ってもらいたいと思います。
さらに、高い治療費をもらってフルマウスの治療をするような勤務医の場合は、自分がその土地に一生暮らして治療後の患者さんの管理をしていく覚悟を持ってもらいたいと思います。
フルマウス治療は治療が終わった時点がゴールではなく、そこからが患者さんにとっては本当のスタートなのですから…。

昔はインプラント学会にも在籍し『専門医』の取得も考えた時期がありました。

今は入っているのは唯一顎咬合学会だけですが、この学会も学術大会で色々な歯科医師の臨床症例を見られるから所属しているだけで"認定医"と言っても特別価値があるわけではありません。

様々な学会の専門医の先生方はもちろん努力もされているし、一般の歯科医師より知識が豊富な事も多いので尊敬します。

でも、自分の中では専門医ゆえの"縛り"が苦手なのです。

学会に所属するとまずそれなりの金額の年会費を払います。学術大会の会費もかかります。

それだけなら良いのですが、専門医の更新や学会での症例発表の為に決められた数のケースをこなさなければいけなかったりします。

嫌なのはこれ!

本来なら必要のない歯周外科やインプラントをケースの数を満たす為に行いがちになる歯科医師って実はかなりいるのではないでしょうか?

再生療法にしても、歯周組織の発生学を知っていれば理論的にそんなに簡単ではない事が解ります。

学会に行っても、「そんな歯周ポケットのレベルでリグロスやエムドゲインを使うの?」っていう講師のケースをいっぱい見てきました。

その中には、正直言って、再生療法をやらなくてもその程度の骨の再生は可能だと思う症例もいっぱいあります。

それ以前に、「あるふぁ歯科」に来る患者さんの中には「前の専門医の歯科医師に抜歯と言われたので転院して来た」という歯周病の方も沢山います。

根管治療を自由診療に誘導する為のラバーダムやマイクロスコープ、MTA治療の勧め、自由診療に誘導する為の再生療法、インプラント症例を増やす為の本来なら残せるはずの歯の抜歯…などなど。(もちろん本当に必要な場合もある事は理解しています。)

一番嫌なのは、患者さんに対して"ハク"をつける為の専門医の称号。

専門医は一般歯科医師より優れているからこそ患者さんにとって一番良い治療を親身になって考えた方がかっこいいですよね。

全国の歯科医院のHPが今のようにそれぞれ自院の治療の特色を打ち出した内容になったのは私の影響も大きいのかもしれません(笑)

それまでは“歯科医院にホームページなど要らない”という風潮でした。

なぜなら、「ホームページを作っても何を載せるの?」といった考えがほとんどだったのです。

どこの歯医者もやっている事は同じだろう?歯科医師の名前と診療所の地図と営業時間くらいしか案内する事が無いじゃん!・・・って。

でも、実は本当に歯科治療を突き詰めている歯科医師は患者さんが解らないレベルで考えて治療を行っているので同じような治療でも全く内容が異なるのです。

当時(小泉首相時代です)、私はあまりにも酷い診療報酬改定の内容に対して怒り、落ち込み、本気で歯科医療を辞めようとしていました。

悪どい歯医者はこれからもウハウハで「真面目な歯医者はもう潰れるしか無い。」と思ったのです。

「歯科医師会」や「歯科衛生士会」や「歯科技工士会」があっても入会する人は年々減少し、更に年齢ごとの考え方の相違でひとつになれないという現実。

裏金で政治家を動かそうとする昔の考えにすがった連盟の行動では「歯医者は金持ち」という考えを増幅させ、反感を買うだけで、世間や政府に対して何故歯科治療が大切かを訴えることができなかったのです。

単純に、会とか世代を超えた繋がりをどこかで築かなければ日本の歯科医療は崩壊してしまう・・・・と真剣に考えていました。

まともな治療評価ができない現場を知らない人間が決める診療報酬は医療費を下げる目的が見え見えで、特に歯科は命に関わらない医療と判断され、複雑怪奇な保険請求ルールに変わっていきました。

そこで、考えたのが歯科専用のSNSサイトの立ち上げでした。

今では「DENTWAVE」とか「1D」とかが有名ですが、おそらく2006年の「歯科コミュ」というSNSサイトをぼんやりと覚えている歯科医師もいるでしょう。それが、私の手掛けた歯科SNSサイトなのです。

(同時期にやはり「何とかしなければ!」とNPO法人を立ち上げて政府や国民に訴え活動して来た「みんなの歯科ネットワーク」の皆さま。本当にご苦労様でした。私もそうでしたが色々嫌な思いをされてきたのではないでしょうか?少し前に解散したと伺っていますが、いつの時代もこの業界は結託ができないままでいる現実は変わっていないように感じます。最近SNSで一部の若い世代の歯科医師が自分達が歯科を変えるような事を口にしていますが、もう年老いた自分は老害にならぬように見守っていたいと考えています。)

1か月以上診療所を休みにして、スタッフと共に毎晩遅くまでサイト制作に打ち込みました。大金をはたいてサイト製作、歯科雑誌や新聞へのマスコミ掲載、郵便やFAXでの歯科関係者への案内・・・。

しかし、当時は同業者の中に協力してくれる者はほとんどいませんでした。

当時流行っていたmixiの中でも何人かに声を掛けましたが、「単なる金儲けだろう?」として嫌悪感を抱く方が多かったです。

 

今のようにインスタグラムやツイッターがあれば、状況は変わっていたかもしれませんし、今でも「歯科コミュ」は存在していたかもしれません。

(結局、サーバー管理会社がバックアップしていた複数のハードディスクの同時期の損傷で膨大な会員の情報や書き込みが消滅し精神的に落ち込んだ中、嫌がらせのような様々な圧力に加え、自己資金の限界でサイトは閉鎖せざるを得ませんでした。)

この中で、歯科コミュ管理人として私がサイトの会員に提供するホームページ製作の案としてブログで紹介していたのが自院での画像を添付した治療内容の記事でした。(もちろんあるふぁ歯科という事は伏せてました。)

とても学会で発表したりするレベルではない資料や模型の画像でしたが、歯医者さんってただ削ってむし歯を治したり入れ歯を作る誰にでもできる職業ではないんだよ!って一般の方々にも知らせる手段がある事を訴えたかったのです。

実は、今では当たり前になった“ブログ風”に自分で編集更新できる「歯科医院のHP」を最初に提案したのもおそらく歯科コミュだと思います。

当時は私も実際にブログで診療所で行う治療の症例を書き込みたかったのですがヤフーにしてもアメーバにしてもほとんどのポータルサイトにおいて商用の利用は禁止されていたのでのブログを利用して自分の診療所をアピールする事はできませんでした。自分で作ったサイトの提供であれば好きに使えるし、高いお金を使わないで利用できるので、会員の同業者も喜んでくれると思ったのです。

歯科コミュ閉鎖後にこのパターンでホームページ製作の営業でかなりの収益を得たサイト製作業者も多いと思います。色々と歯科関係の業者に無料でヒントを与えて終わってしまいましたね(笑)。

 

医療法の改変で今後は治療のビフォーアフターの記事も載せられなくなり、これからまたどこの歯科医院も同じような内容のホームぺージ戻ってしまうかもしれませんね。

でも、ツイッターやインスタグラムやYoutubeまで規制は掛からないと思います。SNSを上手に使えば真面目な歯科医院もしっかりした治療を患者さんにアピールできるのだと思います。

 

新しく開業する歯科医院にとって大事な集患戦略のひとつに自歯科医院のホームページがあります。

事業経営者でなければ解らないと思いますが、ホームページはただ作るだけでは駄目なのです。SEO対策をしないとインターネットの膨大な情報の中に埋もれてしまい検索しても患者さんの目に届かないからです。

更に最近はGoogleのコアアルゴリズムアップデートによる順位変動が激しく簡単には検索に引っかからなくなっています。

その為に多くの歯科医院は高額な料金を支払い専門の業者に依頼して検索順位が高くなる自分の診療所のホームページを作ってもらっています。

今回、私は今まで何年も掛かってアップして来た歯科治療や患者さんへの情報の記事を全て消去しました。

これはWEBの専門業者からすると致命的なバカ行為です。なぜなら、記事の中の歯科用語や情報記事のアップ容量が検索順位を上げるには絶対必要だからです。

患者さんは、歯科医院を探す時に『藤枝 審美 歯医者』とか、『藤枝 痛くない 歯医者』等で検索するのでそれらの用語が多く記載されたホームページが検索に引っかかり易くなり、頻繁に閲覧されるほど検索順位が上がるからです。

でもね・・・。

「あるふぁ歯科」はもうそんなの要らないんです。

それが20年以上続けて今の治療をブレずにやって来た理由です。

藤枝に「あるふぁ歯科」っていう何だか他と違う治療している歯医者があるよ。って事がこの地域で浸透してきたからです。

今までは、ホームページでこんな治療をしていますよっていう内容を画像付きで実際の症例を挙げて記事を書いて来ました。

でも、医療法の改正で今後はそれをやると法律違反になってしまうのです。

ですから、これからは自分の治療に対する信念や考え方を患者さんに届けられたらいいなぁって思っています。

WEB上の医療機関の予約紹介サイトや評価サイトもほとんどいい加減だと思います!

私は神に誓って一度もやった事はありませんが、業者にお金を払った歯科医院が評価サイトで上位に来るように操作されることが当たり前の時代で、評価の書き込みや情報操作でオプション料金を徴収するHP製作会社がほとんどです。

その上、お金を払えばネットや著書で“名医”だと掲載してくれるとんでも業者や歯科コンサルタントまでいますから!

「ツイッター」などで“歯科医師のつぶやき”を覗いてみればまともな歯医者はそんな業者をあてにしていない事が判ります。

ついでに、患者さんの口コミや書き込みもどうでも良いです。

私は患者さんの人気取りの為に歯科治療をしていませんから!

イライラ機嫌悪く治療していることもあるし、その場にいた患者さんは不愉快に思う事もあるかもしれません。

でも、藤枝市もしくは静岡県の中で保険治療の範囲でも必要なら平気で採算度外視で一人の患者さんに対して2~3時間も掛けて治療をしようとする歯科医師はいるとは思いません。少しでも患者さんが安く良い治療を受けられるように必要な仮歯や入れ歯の歯並べや矯正治療器具の製作を技工所に出さずに休日や診療時間後を費やして自分でやる歯科医師がたくさんいるとは思いません。

“今治療をしなければもたせられない”と判断したら、多少予約が狂っても目の前の患者さんにできるだけの事をする。そのために毎日技術や知識を身に付け、休みの日でも自分で技工をして対応して来ました。その判断の中に首相だろうが芸能人だろうが関係なく、常に優先するのは重症の患者さん達!

インプラントも歯周外科も再生療法も矯正治療も審美修復もなんでもやりますから、自費治療の部分で損失を補っているので経営的には冷や冷やもんです。

家庭ではおこずかい制ですしね(笑)。

今年に入って自分でも心配なくらい新患をお断りしています。(急患は対応していますが・・・)潰れちゃうんじゃないか?って思う事もありますが、スタッフ曰くもう予約が入りきらないとの事申し訳ございません。

無理して多くの患者さんを診療していた頃は、「自分のキャパ超えて予約取ってんじゃねぇ!」って怒鳴られ、病気入院後新患予約を制御しながら治療していると「殿様商売で楽してんじゃねぇ」って言われます。

もしも先に開業した既得権を守る歯科医師によるこの土地での縛りが無く、こんな歳になる前に夜間診療や休日診療が可能であったら、あるいは代診の歯科医師を雇う事ができたら・・・と思う事もありました。

診療を見ていれば判ると思いますが現在でも私はほぼ1分も休まずに仕事しています。一般治療はもちろん、普通なら歯科医師がする事が少ないセメントアウトも型取りもです。説明時間はありますが、患者さんと会話を楽しんだりする時間などありません。

心の小っちゃい院長が赤字治療を何時間も掛けてイライラしながらやっている時、それが必要でどんなに価値のある治療であったとしても不快に思う患者さんはいると思いますし、時間が無い時に取り返しのつかない失敗をされたり滅茶苦茶な予約をとってしまうスタッフに切れる事もあるので、どうぞ、それらが許せない患者さんは他へ転院されてください。

お金を幾らでも掛けてくれる患者さん達だけを対象に、最高の技術で治療する歯科医院にはなれませんでした。

保険のレベルで何十人もぶん回し治療をこなせる歯科医師にもなれませんでした。

でも多分「あるふぁ歯科」でしかやれない治療があります。

今後、それを希望する患者さんの為に“他の歯科医院と何が違うのか!”をこのホームページで少しづつ紹介していきたいと思います。

 

(仮歯は専門用語でテックとかプロビジョナルとか言われますが私の治療中の一番のイライラはコレかもしれません。噛み合わせを保ったり逆に悪い噛み合わせを変えたりするのに必要であり、場合によっては何度も作り直さなければいけないのですが、保険治療の中では特別に料金を徴収する事はできないのです。もちろん歯科衛生士に任せるところも多いでしょうが歯科衛生士って“噛み合わせの知識”0なんですよ!その治療のレベルで構わないという患者さんは「あるふぁ歯科」じゃなくても全くOKですからね!更に不正をして患者さんから仮歯代を徴収している歯医者さんも多いので、真面目にやっていると馬鹿らしくなりますね。)

ちなみに、最近ツイッター内で歯科関係者熱いです。(私はやってませんが!)

色々な意見あると思いますが、私のおススメは・・・。

ストファイ (歯科医師) 

魔法使いがりがりがりくそんさん

六角先生

上杉那郎/Narrow UESUGI

spee@沼クラスタ

どの方々もキャラ濃いけれど、ブレてないし考え方が共感できます。でも実際には会いたくない!(笑)

(不具合があれば削除しますので、連絡ください。)

 

 

 

 

 

 

 

ここ藤枝市に開業して20年以上経過しました。

開業当時の写真があるので紹介します。

現在の外観しか知らない方はびっくりすると思います。

今の診療所は写真の建物の屋根を取っぱらい周りに基礎を作り直し増築した物なのです。

当時を振り返ってみますと、若い世代の先生方には想像できないような本当に苦労した開業でした。もし、過去に戻れたとしたらここでは絶対に開業しないでしょう!(笑)

私の実家は静岡県東部にあり、歯科医院としては3代目になります。実家は兄が引き継ぎましたので色々考えた中での藤枝市での開業でした。

開業するにあたり、同業団体に所属する事は歯科医師を継承している家系の中では当たり前のように考えていました。しかし・・・・。

その条件として(周りの先生を刺激しないように)次の縛りを受け入れなければいけませんでした。

・開業する土地にあらかじめ看板や「歯科医院」の建築案内を出してはいけない。開業後もしばらくは目立つ看板を設置してはいけない!(なんの為の看板なのでしょうね?)

・新聞等の案内広告は開業の前日までしてはいけない。案内の内容と診療所の設計図面を前もって会に提出し許可を取る事!(もちろん内覧会などできませんし、今のようにインターネットでホームページ案内などできません。)

・平日診療は午後7時には終了する事(周りの先生は遅くまで診療しているのに・・・)。日曜日や祝日は診療してはいけない。

・代診の歯科医師を雇用してはいけない。

・会の会合や行事には特別な理由が無い限り全て出席する事!

などなど・・・。

開業に協力してくれた歯科ディーラーの地区担当の支店長には当初は「あるふぁ歯科の開業を手伝うなら志太地区の歯科医院は今後取引をしない!」とまで圧力を掛けていたそうです。(同団体はその後この事実を否定していますが・・・。)当時の同業団体の理事の方々には私の名刺も受け取ってもらえませんでした。

ディーラーの担当者は「あなた方より長年実家の歯科医院で父や祖父にお世話になった恩があるから手を引かない!」と突っぱねてくれました。

一般的には開業前に近隣の住民に様々な方法で案内し予約を埋めて、開業当日には診療を始めるのが鉄則です。

私の歯科医院は経営が軌道に乗るまで10年くらい掛かりましたよ・・・。

今となっては笑い話ですが、卒業大学の先輩には「よく潰れなかったな!」と言われた事もあります。

現在の同業団体にも“紳士協定”と呼ばれる謎のルールが多少残ってはいますが世の中の考えや仕組みが変わり若い世代の先生方は開業しやすくなりました。

私としては羨ましい限りです。

歯科医院の数は全国で膨大に増えつつありますが、団体に所属しない歯科医師が藤枝市でも増えて来ました。しかし、増えすぎたからこそ業界内で統率を取り安定した経営ができるように相互工夫をしなければいけない事も事実です。

“サル山の大将”で「自分の診療所だけ流行ればいいや!」の考えを無くし、充実した地域医療への貢献ができるように努めたいものですね。

歳を取った私も老害にならないように・・・。

当時、名刺を受け取ってくれなかった先生方とも今は仲が良いですよ!

持病がある私の身体も会うたびに心配してくれます。

自分の考えが違っていても組織にとっては“嫌われ者役”にならなければいけない立場があるのは理解できますから・・・。

 

経営が大変だった理由は他にもあります。

それは“他とは違う歯科医院”を目指していたからです。

そのお話はまた次の機会に・・・。